おそらくこの記事を見ているあなたも、海外FXでのbitwalletの利用に興味をお持ちなのではないでしょうか。
bitwalletはオンライン支払いサービスの中でも特に認知度が高く、多くの利用者を抱えているサービスの一つです。
対応している海外FX業者は12社。その中でも、
5つの業者では、bitwalletで利益出金ができるので、使用すれば手数料を大幅に削減できます。
この記事ではbitwalletに関して実際の利用者の意見を交えて詳しく解説していますので、是非とも気になっている方は参考にしてみてください。
1.bitwallet(ビットウォレット)とはオンライン支払サービス
オンライン支払いサービス | bitwallet(ビットウォレット) |
運営会社名 | bitwallet PTE LTD BW System Inc.(日本法人) |
所在地 | シンガポール (#18-96, THE CENTRAL,8 EU TONG SEN STREET,SINGAPORE 059818) |
金融ライセンス | シンガポール内国歳入庁(IRAS)No.201207482G |
全世界200カ国で利用できるオンライン支払サービス”bitwallet”ですが、誰もが一度は耳にした事があるのではないでしょうか。
今や海外FXでの送金手段の主流となったサービスであり、トレードしている方であれば必ず利用されているといっても過言ではありません。
日本の金融庁には登録されていない送金サービスではありますが、世界的にみて信頼性の高いサービスであることは間違いありません。
他のオンライン支払サービスとの比較
項目 | bitwallet | Sticpay | curfex |
ライセンス | シンガポール内国歳入庁(IRAS)No.201207482G | 英国FCA(登録番号:902112) | 日本の金融庁に資金移動業者として登録済み |
送金スピード | 即時から最短2営業日まで | クレジットカード・仮想通貨のみ5分で送金、他は1営業日以上 | 当日または翌日 |
入出金手数料 | 一部高め | 全体的に高め | 一律1%と低め |
対応業者 | ・XM ・TitanFX ・Axiory ・Tradeview ・HFMarkets ・BigBoss ・FXDD ・is6com ・FBS ・MyFXMarkets ・AnzoCapitalLimited ・IFCMarkest | ・XM ・TitanFX ・Tradeview ・LANDFX ・GEMFOREX ・MyfxMarkets | ・Axiory |
ワンポイントアドバイス | 海外FX業者によって対応・非対応が変わりやすいので、逐次確認が必要。 | 日本国内銀行をメインに利用している方には、手数料が高く不向き。 | bitwalletやPayPalのように電子ウォレット機能は実装されていませんが、送金手数料は業界でもかなりの安い設定。 |
※対応海外FX業者に関しては、2023年4月時点でのデータとなります。
※表をスクロールして詳しく見る
類似しているサービスと比較しても、対応している海外FX業者の数は群を抜いており、総合的にみて利便性の高いのが最大のメリットです。
ただ、海外FX業者の中には通常の入出金はできても利益分の出金ができない場合もあるので、注意が必要です。
現在、bitwalletで利益分の出金ができる業者としては、
と言ったところです。
また、日本人によく利用されているXMではbitwalletの入金額以上の出金ができず、FXで稼いだ分の利益分は出金できないのでおすすめできません。
利益分の出金ができない海外FX業者に関しては、
など代わりとなる送金手段を利用してみてください。
bitwalletの入金手数料
入金手段 | 入金手数料 | 口座への反映時間 |
クレジットカード(VISA・MasterCard) | 入金額の8% | 即時 |
クレジットカード(AMEX・Diners・Didcover) | 入金額の8.5% | 即時 |
国内銀行送金(みずほ銀行) | 無料 | 振込手続き後30分以内 |
bitwalletの出金手数料
出金手段 | 出金通貨 | 出金手数料 | 最低出金額 | 口座への反映時間 |
銀行口座振り込み(国内銀行) | JPY | 824円 | 1,000円〜 | 24時間以内に出金手続き完了後、当日あるいは翌営業日に着金 |
銀行口座振り込み(海外銀行) | JPY・USD・EUR | 4,800円 + 1%(※) | 6,000円〜 | 24時間以内に出金手続き完了後、1週間以内に着金 |
※受取銀行によって別途、リフティングチャージ・中継銀行手数料等が必要。
※表をスクロールして詳しく見る
2.bitwallet(ビットウォレット)の6つの特徴・メリット
bitwalletの最大のメリットは対応している海外FX業者が多く、bitwalletと業者間の手数料が無料だということにあります。
その上、海外FX以外のシーンであっても非常に利便性が高く、送金手段としては優れた側面を持っています。
他のオンライン支払サービスよりも利用者が多く、ユーザー間はワンコインで送金を行う事ができるので様々なシーンで役に立つはず。
2-1.法人口座も開設可能
bitwalletでは個人口座以外に法人名義で、法人口座も開設できるようになっています。
取引手数料は個人口座と代わりなく、法人口座でも同じように取引可能です。
複数の海外FX口座の入出金を一本化させることも簡単です。
2-2.世界200カ国で利用できる
bitwalletの運営会社自体はシンガポールに拠点があるものの、開発スタッフの多くは日本人なので公式サイトは全て日本語対応しています。
カスタマーサポートも100%日本語対応なので、はじめて使われる方でも安心して利用できます。
また、他のオンライン支払サービスよりも運営歴が長く、世界的に認知度も高い上に今では200カ国で利用可能です。
数多くの国内銀行にも対応しているので、海外FXをやる際には利用がマストなサービスだと言えるでしょう。
2-3.複数業者間で資金を移動する際など便利
基本的にbitwalletを活用した送金の流れとしては、
「国内銀行またはカード ↔ bitwallet ↔ 海外FX」
といった形になります。
bitwalletと海外FX業者間の入出金手数料は基本的に無料となっており、複数の海外FX業者とbitwalletのみでやり取り可能。
「海外FX(A) ↔ bitwallet ↔ 海外FX(B)」
海外FXをやる上でランニングコストを出来るだけ抑えるためにも、bitwalletで業者間を一本化した方が良いと言えるでしょう。
もちろん利用できるのは対応している海外FX業者に、限られますが。
2-4.海外送金受取手数料に比べ出金手数料が安い
海外送金受取手数料とは、海外送金を受け取るために銀行に支払う「受取手数料」のことを意味します。両替を伴わない海外送金の場合、銀行側の手数料として「リフライングチャージ」が発生するのです。この「リフライングチャージ」のことを「受取手数料」とも呼びます。
基本的に日本の国内銀行では受け取り手数料としては、2,000〜3,000円程度かかるようになっています。
しかし、bitwalletの場合は出金手数料が最大で824円とかなり安い設定です。
さらにbitwalletの割引キャンペーンによっては、もっと安く抑えることも可能です。
海外FXを行う上でこまめに出金したいと考えている方には、bitwalletの利用がとてもおすすめだと言えますね。
2-5.bitwalletユーザー間で送金を行う場合の手数料はワンコイン
bitwalletではユーザー間であれば送金額に関係なく、ワンコイン(100円、1ドル、1ユーロ)で送金可能です。
個人間でのやり取りが多いという方は、双方にbitwalletでアカウントを開設しやり取りを行った方が、手数料を安く抑える事ができます。
また、ユーザー間送金に関しては即時反映となっているので、大変スピーディーなやり取りが可能です。
2-6.対応している海外FX業者は12社と他と比べて多め
2023年4月時点でbitwalletに対応している海外FX業者は、全部で12社です。
- XM
- TitanFX
- Axiory
- FBS
- Tradeview
- HFMarkets
- AnzoCapitalLimited
- is6com
- IFCMarkest
- BigBoss
- FXDD
- MyFXMarkets
ただ、bitwalletは大変対応・非対応の移り変わりが激しいので、利用を検討されている海外FX業者の公式サイトから最新情報を確認した上で検討してください。
3.bitwallet(ビットウォレット)の2つのデメリット
bitwalletではクレジットカード類からの入金には、入金手数料として8〜8.5%が毎回かかります。
とくにAMEX・Diners・Didcover類のクレジットカードしか保持していない方は、入金手数料が8.5%かかるのでかなり割高です。
また、bitwalletの利用は20歳からとなっているので、10代の方がアカウント開設することはできません。
3-1.クレカによっては入金額が大きくなると手数料が大きくなる
小額の入金額であれば問題ないかもしれませんが、bitwalletではクレジットカード入金手数料が8〜8.5%かかるので額が大きくなるとかなり手数料を持っていかれます。
- VISA・MasterCardのクレカ:入金額の8%
- AMEX・Diners・Didcoverのクレカ:入金額の8.5%
入金額を出来るだけ抑えたい方は、国内のみずほ銀行を利用しましょう。
みずほ銀行からであれば入金手数料は無料となっています。
3-2.利用者は20歳以上でないとアカウント開設出来ない
bitwalletにはアカウント開設に年齢制限が設けてあり、20歳以上でないと口座開設できません。
10代で海外FXに挑戦する人は限りなく少ないと思いますが、同じようなオンライン支払サービスを活用したい方は、年齢制限がない国内のPayPayなどがおすすめです。
基本的に海外のオンライン支払サービスは年齢制限が設けてありますので、20歳になってから利用検討してみてください。
4.bitwallet(ビットウォレット)に関する評判・口コミ
bitwalletに関係するネット上の評判・口コミは、総じて良いと言えます。
多くの海外FX業者に対応しており国内銀行にも対応しているところが大変多いため、利便性は他のサービスよりも非常に優れている、という意見が多数散見されました。
ただ、海外FX業者によってはいきなりbitwalletが使えなくなったりするところもあるので、bitwalletの利用目的で業者を選ぶ際には注意が必要です。
4-1.良い口コミ
Exnessとは海外FX業者の一つを意味します。bitwalletに対応したようですが、詳細は必ず公式サイトから確認するようにしてください。
bitwalletではアカウントステータスによって出金手数料が異なります。
XMだと送金がはやくて助かる。楽天銀行への送金も可能
4-2.悪い口コミ
おすすめの海外FX業者であるtradeviewでも、即時反映されるのは難しいようです。
IDセルフィーとは、オンライン上での本人確認手段になります。
bitwalletでアカウントを開設するには必要な事なので、承認されるまで待つしかありません。
XMの出金が、クレジットと銀行送金だけになってた‼️
https://twitter.com/abcfxcom/status/1209642866936410112
Bitwalletも無くなった😟 #FX #XM
5.bitwallet(ビットウォレット)の利用がおすすめな人
- 日本の銀行口座を持っている
- 様々なクレジットカードで入金できる方が良い
- 海外FXの入出金を一本化して手数料を抑えたい
bitwalletは国内銀行の銀行からであれば、入金手数料が無料となっており出金時もJPYに限り824円となります。
また、bitwalletは数多くのクレジットカードに対応しているので、どの銘柄のクレカを保持していても柔軟に対応できます。
bitwalletに対応している海外FX業者も大変多いので、これから海外FXに取り組む際にはbitwalletの利用はマストと言えます。
5-1.日本の銀行の口座を持っている
国内銀行への出金手数料は格安です。
入金手数料 | 出金手数料 | |
国内銀行送金 | 無料 (振込手続き後30分以内) | 824円 (当日あるいは翌営業日に着金) |
出金手数料に関してはJPYに限られますが、それでも他の入出金手段よりも格段に手数料は安いと言えます。
5-2.様々なクレジットカードで入金できる方が良い
bitwalletに対応しているクレジットカードの種類としては、全部で5つです。
入金手段 | 入金手数料 | 口座への反映時間 |
クレジットカード(VISA・MasterCard) | 入金額の8% | 即時 |
クレジットカード(AMEX・Diners・Didcover) | 入金額の8.5% | 即時 |
入金手数料に関しては銘柄によって異なりますが、これほど多くのクレカに対応しているオンライン支払サービスは希少とも言えます。
5-3.海外FXの入出金を一本化して手数料を抑えたい
bitwalletは他の類似しているサービスとは異なり、多くの海外FX業者に対応しています。
そのため、bitwalletだけで複数の業者とやり取りできるようになっており、海外FX業者間のbitwalletを挟んだ送金に関しては基本的に手数料無料で実行可能。
ランニングコストとしても手数料は是が非でも抑えたいというトレーダーは大変多いので、bitwalletを利用しない手はありませんね。
6.bitwallet(ビットウォレット)の口座開設・入金方法
bitwallet口座開設までの手順
bitwalletで口座開設する際には、本人確認のための書類が必要不可欠です。
具体的に必要なのは3つ。
- 身分証明書(運転免免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
- IDセルフィー(本人確認資料の顔写真が記載されている面と、本人の顔がひとつの画角に収まっている写真)
- 住所証明書(発行から6か月以内)
→発行日の記載、1枚で住所と名前が確認できないと不受になるので注意
本人確認が承認されるまでは、多少時間がかかる場合があります。
bitwalletの開設口座への入金方法
- bitwalletの公式サイトからマイページへログインする
- クライアントメニューの”ご入金・お預かり”を選択
- 法定通貨のご入金の下の”銀行口座に送金して入金”を選択
- 送金通貨にて”JPY(日本円)”が選択されていることを確認
- その後“振込先銀行口座情報”を確認
- 銀行口座情報をメールアドレス宛へ送付する場合は”口座情報をメールで送付”を選択
- 入金手続き完了後”銀行送金による入金完了”のメールが届く
入金の際に氏名や口座識別番号などの入力漏れがあった場合、反映される時間が遅くなるので注意が必要です。
7.bitwallet(ビットウォレット)に関するQ&A
bitwalletをこれから活用して海外FXにチャレンジする方は、まずは実際に利用している方に多かった質問内容に目を通しておきましょう。
自身で実際に利用していると同じような問題や疑問を引き起こしかねませんので、予めどのような問題や疑問点があるのかを把握しておくことは大事なことです。
また、ここで取り上げていない内容で質問がある方は、bitwalletの公式サイトから直接問い合わせてみてください。
7-1.bitwalletは日本の金融庁に登録されているのでしょうか?
残念ながらbitwalletは日本の金融庁には、資金移動業者として登録されていません。
ただ、シンガポールの内国歳入庁(IRAS)には登録されているので、金融ライセンスが全くない訳ではありません。
7-2.bitwalletの手数料は他のサービスと比べて高いのですか?
bitwalletでは入金時の手数料がAMEX・Diners・Didcover(クレジットカード)を利用する場合、送金額に対して8.5%となるのでかなり高めの設定になっています。
それ以外は他の類似しているサービスと比較すると、平均的だと言えます。
7-3.XMでの入出金はbitwalletを利用した方が良いのでしょうか?
XMでは確かにbitwalletに対応していますが、利益分の出金ができないので注意が必要です。
利益分の出金を行う際には、他の方法(sticpayなど)を試してみてください。
7-4.bitwalletだとどの海外FX業者がおすすめなのでしょうか?
bitwalletに対応している海外FX業者の中でも特におすすめできるのは、Tradeviewになります。
Tradeviewであれば利益分の出金もbitwalletで簡単にできる上に、海外FX業者としての信頼性も高いのでおすすめです。
7-5.最近bitwalletと提携解除する海外FX業者が多いのは何故ですか?
最近XM、AXIORY、GEMFOREXなどで提携解除されているという噂が飛び交っていますが、詳細に関しては各公式サイトでは発表されていません。
また、一部では日本の金融庁からの圧力であるとも言われていますが、定かではありません。
8.まとめ|bitwallet(ビットウォレット)はTradeview利用者にオススメ!
結論をまとめるとbitwalletに対応している海外FX業者の中でも特に利用をおすすめするのは、Tradeviewであると言えます。
理由としては主に3つ。
- 複数業者間で資金を移動する際など便利
- 海外送金受取手数料に比べ出金手数料が安い
- 利益分の出金ができる海外FX業者の中でも信頼性・安全性が高い
他にも対応している海外FX業者は数多くありますが、業者としての信頼性が低かったり、利益分の出金ができなかったりするので利用する際には注意が必要です。
bitwallet自体は大変優れたオンライン支払サービスであり、海外FX以外にも様々なシーンで活用できるので是非とも利用を検討してみてください。