- XMの仮想通貨取引ってどう?
- 安全に取引できる?
- 仮想通貨の取引で注意すべき点は?
- 新規取引が中止されたって本当?
もしかすると、この記事を見つけたあなたは、XMTradingでの仮想通貨取引について興味をお持ちなのではないでしょうか。
確かに、海外FXでも仮想通貨の取引は可能。XMでもビットコインを含む5つの通貨を取り扱っています。
しかし、XMの仮想通貨取引は初心者が簡単に手をつけられる投資ではなく、大きなリスクが伴います。
この記事では、XMでの仮想通貨取引に関して特徴や5つのデメリットについて詳しく説明しています。
結論から言うと、仮想通貨取引はリスクに見合うリターンが望めないためオススメできません。
何も知らずに簡単に手を出してしまうと、大きな損失を被る可能性だってあります。
この記事を最後まで、読めば本当のXMでの仮想通貨の取引を行うべきかどうか、結論が見出せるでしょう。
※2020年8月現在、XMでは仮想通貨の新規取引が中止されています。
1. XMでは5つの仮想通貨が取引可能

通貨ペア | 最小取引単位 | 最大保有量 | 最低資金額 |
ビットコイン(BTC) | 0.01BTC | 16BTC | 約700円 |
イーサリアム(ETH) | 0.5ETH | 450ETH | 約1300円 |
リップル(XRP) | 300XRP | 357000XRP | 約2000円 |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0.1BCH | 197BCH | 約1300円 |
ライトコイン(LTC) | 1LTC | 1785LTC | 約900円 |
※XMの仮想通貨のペアは米ドルでの取引となります。
※2020年8月現在、XMでは仮想通貨の新規取引が中止されています
※XMの仮想通貨のペアは米ドルでの取引となります。
※2020年8月現在、XMでは仮想通貨の新規取引が中止されています
XMでは5種類の仮想通貨が取引可能。
あくまでも、XMは仮想通貨の取引所ではないため、直接通貨の購入ではなく、売買による差額で利益を得る「仮想通貨FX」という取引方式になります。
また、仮想通貨の取引はCFD扱いとなるため、レバレッジ倍率や証拠金維持率など取引ルールも異なるため注意が必要です。
2. XMでの仮想通貨取引の5つの特徴

XMでの仮想通貨FXの最も大きな特徴は、ボーナスを活用して取引できること。
また、最大5倍のレバレッジを追証なしで取引できることも可能です。
強制ロスカット水準も低く設定されているので、他社よりも足切りに引っかかるリスクも抑えられます。
2-1. FX口座で仮想通貨の取引が可能

XMでは仮想通貨専用の口座を特別に開設する必要ありません。
通常のFX口座で外貨・CFDと同様に取引することができます。
しかし、XMで仮想通貨の取引ができるのはMT5のみとなっており、MT4では取引できないので注意が必要です。
2-2. 入金ボーナスの対象となっている

XMでは仮想通貨の取引でも入金ボーナスを利用することが可能。
入金ボーナスを利用することで、より多い証拠金で取引することができます。
ボーナス金額は入金額に従って変わりますが、基本的には、
- 500ドル(約5万円)までの入金:入金額の100%
- 4500ドル(約45万円)までの入金:入金額の40%
という計算でボーナスが付与されます。
ボーナス付与上限が50万円分となっているため、最大で230万円まで入金ボーナスを獲得できることになります。
そのため、少ない金額でもボーナスでより大きな取引を行うことが可能。
通常の仮想通貨取引所ではボーナスは基本的に実施されていないため、大きなメリットに感じます。
2-3. 仮想通貨の取引でも追証なしのゼロカットシステムを採用

XMでは仮想通貨の取引であっても、他の商品同様に追証なしのゼロカットで取引できます。
そのため、レバレッジ取引でも借金を負うリスク無しに取引可能。
実際、仮想通貨取引所のレバレッジ取引では追証が発生してしまう場合も多いことから、XMではリスクを最低限に抑えることができます。
特に仮想通貨はボラティリティが激しいので、追証がないことで安心して取引することができるでしょう。
2-4. 仮想通貨の取引手数料は無料

XMでは仮想通貨の取引に特別、手数料がかかることはありません。
しかし、取引手数料はありませんが、業者側の利益としてスプレッドが設けられているためFX取引と同様、実質取引コストはかかってしまいます。
2-5. 強制ロスカットは証拠金維持率の20%に設定

XMの仮想通貨FXのロスカットは証拠金維持率の20%に設定されています。
例えば、国内の有名仮想通貨取引所での強制ロスカット水準に関しては、
- Liquid by QUOINE:110%
- ビットポイント :100%
- DMMbitcoin:80%
- GMOコイン:75%
となっていることからも、XMの20%の水準に関しては比較的低く設定されていることがわかります。
証拠金維持率が高く設定されているほど、価格変動の際に強制ロスカットが働く可能性が高くなり、損失が確定しやすくなります。
そのため、証拠金維持率が低いXMでは突発的な価格変動の際でも、他社に比べ足切りに引っかかる可能性が低くなります。
もちろん、その分、強制ロスカットが働いた場合の損失は大きくなるため、場合によっては損切りをしっかし行うことも大切でしょう。
3. XMで仮想通貨を取引する5つのデメリット

結論から言うと、XMでの仮想通貨取引はスプレッドの広さやマイナススワップの発生を考えると、リターンに見合わないのでオススメできません。
ただでさえ仮想通貨はボラティリティの激しい商品なので、高いリスクをとって取引するのであれば、外貨やCFDの取引をした方がマシでしょう。
特に初心者の方は、強制ロスカットにより資産を失いやすいので注意が必要です。
3-1. 仮想通貨のスプレッドは全体的にかなり広い

通貨ペア | 最小スプレッド |
ビットコイン(BTC) | 60pips |
イーサリアム(ETH) | 3.6pips |
リップル(XRP) | 0.0038pips |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 5.0pips |
ライトコイン(LTC) | 0.6pips |
XMで仮想通貨取引をする最大のデメリットはスプレッドがかなり広いことでしょう。
特にビットコインに関しては最小値でも60pips(約6600円)という値に関しては驚愕です。
そのため、XMでのビットコインは取引するだけでも6600円というハンデを背負うことになるので、到底オススメはできません。
なので、XMでは仮想通貨の取引ではなく、外貨やCFDなどを取引することを強くオススメします。
3-2. 最大レバレッジは5倍に制限されている

外貨やCFDに関しては最大888倍のレバレッジで取引できることが魅力的なXMですが、仮想通貨に関しては最大5倍に制限されています。
理由としては、仮想通貨はボラティリティが非常に高い性質があるため、高いレバレッジで取引することが非常に危険だからです。
実際、仮想通貨は価格上昇の期待もできますが、大きく暴落するリスクもあるためオススメできません。
3-3. 全ての仮想通貨にマイナスのスワップポイントが発生する

通貨ペア | ロングスワップ | ショートスワップ |
ビットコイン(BTC) | -25ドル | -10ドル |
イーサリアム(ETH) | -25ドル | -10ドル |
リップル(XRP) | -25ドル | -10ドル |
ビットコインキャッシュ(BCH) | -25ドル | -10ドル |
ライトコイン(LTC) | -25ドル | -10ドル |
XMの仮想通貨取引は全て、ロング・ショートにマイナスのスワップポイントが発生します。
1日ロングポジションを持ち越すごとに-25ドル(約2,700円ほど)もかかってしまうとなると、かなり痛手に感じます。
実際、仮想通貨取引所でもマイナススワップが発生しますが、XMに比べると低く設定されています。
ただでさえスプレッドが広いので、仮想通貨で日またぎのポジションを保有すると、大きな損失となってしまうでしょう。
3-4. MT4では仮想通貨の取引はできない

XMの仮想通貨取引はMT5のプラットフォームのみに限定されています。
そのため、MT4を利用の方は仮想通貨の取引のためにMT5をダウンロードする必要があります。
普段からMT4の利用に慣れている方にとっては、ストレスに感じてしまうかもしれません。
3-5. 仮想通貨は変動が大きいためリスクが高い

仮想通貨は短期間での価格の変動が大きく、特にボラティリティが高いという特徴があります。
そのため、レバレッジをかけて取引する場合には強制ロスカットに触れるリスクの高くなります。
XMでは追証なしのゼロカットシステムを採用しているため、借金を負うリスクはありません。
しかし、わざわざリスクをとって仮想通貨を取引するのであれば、相場が安定している外貨を取引した方が良いと言えます。
仮想通貨の不安定な相場は資金管理や損切りが難しいため、特に初心者の方は資産を失うリスクが高いのでオススメできません。
4. XMの仮想通貨取引に関するQ&A

XMでの仮想通貨取引に関して、事前に知っておくべき注意や不安な点をQ&A形式で解決しています。
仮想通貨取引をお考えの方は、トラブルに巻き込まれないように理解しておくべきでしょう。
4-1. XMの仮想通貨取引は何時まで?
日本時間で「月曜:午前7時5分〜土曜:午前6時50分」まで。
仮想通貨は「眠らない市場」と言われている通り、仮想通貨の取引所であれば土日でも取引することが可能。
しかし、XMでは仮想通貨の売買ではなく、あくまでも仮想通貨FXなので基本的に土日の取引はできなくなっています。
厳密に言うと、仮想通貨の取引も夏時間と冬時間で多少の誤差があります。
- 夏時間:月曜午前6時5分〜土曜午前5時50分
- 冬時間:月曜午前7時5分〜土曜午前6時50分
日本時間でも、夏と冬で一時間の時間差があるので注意が必要です。
4-2. XMの仮想通貨取引での確定申告方法は?
FX取引と同様に雑所得の総合課税として申告が必要です。
XMでの仮想通貨取引はあくまでも「仮想通貨FX」としての利益となるため、FX取引同様に、所得に応じて税率が上がる「総合課税」として確定申告する必要があります。
また、確定申告の対象となる金額は、保有しているポジションの含み益ではなく、「決済したポジション」による利益が対象となります。
しかし、確定申告は全ての方が必要というわけではなく、
- 給与所得者:年間利益が20万円以上
- 非給与所得者:年間利益が38万円以上
という金額に従って確定申告の義務が発生します。
そのため、一定金額の利益が出た場合には忘れずに確定申告を行いましょう。
確定申告を忘れた場合には最悪、「脱税」となり痛い罰則が待っているので、くれぐれも注意が必要です。
4-3. 【2019年12月】なぜXMの仮想通貨FXは中止・終了したの?
おそらく仮想通貨FXはボラティリティが激しくリスクの高いことが一番の理由でしょう。
XMが仮想通貨FXを中止した正式な理由は明かされていませんが、考えられる理由としては、
- XMで仮想通貨を取引するメリットがほぼ無い
- リスクが高い取引となるので顧客保護を行うため
2つの理由が考えられます。(ネット上での調査からも上記理由が有力)
実際、XMでは仮想通貨のスプレッドが広すぎることや、スワップポイントが高いこと、土日の取引ができないことを考えると、仮想通貨取引所で取引した方が有利と言えます。
また、仮想通貨FXは価格変動が激しくリスクの高い取引になるため、トレーダーの保護から中止に踏み切ったとの意見もあります。
つまりは、XM自体も仮想通貨の取引をユーザーにお勧めできないと捉えられます。
2020年8月現在では、保有ポジションの決済のみ可能。運営によると今後再開の目処もないそうです。
まとめ|XMでは仮想通貨よりもFX取引がオススメ!

※2020年8月現在、XMでは仮想通貨の新規取引が中止されています。
XMの仮想通貨FXは、ボーナス利用や追証なしで取引できることが特徴。
強制ロスカット水準も他社より低くいので、価格変動の激しい仮想通貨でも足切りに引っかかる確率を抑えられます。
しかし、この記事ではXMでの仮想通貨取引をオススメできない理由があります。
特に、仮想通貨取引はスプレッドが広くマイナススワップも発生してしまうことが大きな負担となります。
また、レバレッジも最大5倍までと低く、暴落による資産消滅のリスクも大きいので正直、オススメできません。
そのため、結論を言うとXMでは最大888倍のレバレッジ取引が可能なFX取引がオススメできます。
この記事を最後まで読んだあなたが、XMの仮想通貨取引のデメリットについて十分に理解し、より安全な方法で取引することができれば幸いです。
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